RD 潜脳調査室 第10話が面白い

RD 潜脳調査室の第10話が非常に面白かったです。
深夜の地上波で見てる方にはずいぶん遅い話題だと思いますが、私はANIMAXで見てますので。

サブタイトルが「至高の話手(Intelligence)」と言うもので冒頭にエライザ(ELIZA)と名乗る電脳空間内の占い師が出てきます。(以下ネタバラシしてますのでご注意ください)
http://www.ntv.co.jp/RD/story/index.html

人の心を見透かすような話し方をして、会話の内容はかなり曖昧で相談した方も後で良く覚えてないくらいなのに会話する事自体にはものすごく魅力を感じると言う。
そう、その方面に少し詳しい方はすぐにピンとくる人工無脳の元祖 ジョセフ・ワイゼンバウム教授の『イライザ』(ELIZA)ですね。(「潜脳調査室」では『エライザ』と表記してますが)

その他、ウィトゲンシュタインだの2001年のHALだのチェスやってるから「鏡の国のアリス」だのその手のネタ炸裂w。

さらに表現にエヴァくさいところが散見されます。「エライザ」の接続先が樹の葉っぱみたいな表現になってるとか、電脳化してない者用のダイビング・ギアがどう見ても「マグマダイバー」にしか見えないだとか。(どちらも非常に初期の潜水服がデザインの元なだけかも知れませんが)

で、最後のスタッフロールでまた吹き出しました。『エライザ』役が「こおろぎさとみ」さんだったので。
『久島永一朗』役が「藤原啓治」さんなのは何となく分かってましたが、あんなにしゃべってる(むしろしゃべりすぎなくらいな)「ひまわり」を聞いた事ありません。
(「ひまわり」と「ゴマちゃん」の印象が強すぎるだけか?)

なんか内輪受けと言うか業界ネタと言うか濃いネタ満載の回でした。(二分に一回は笑える?)