コンピュータ将棋における電力消費量によるランク別け
人間の頭脳のエネルギー消費量とコンピューターCPUのTDP値の比較を書いていて思ったのですが、人間の頭脳は記憶装置でもあるし、脊髄を直接コントロールもしてるのでコンピューターの方もCPUだけじゃなくメモリーやチップセットの電力消費量をカウントしないと不公平なんじゃないかとか、でもグラフィックボードやディスプレイの消費分は加えないでも良いだろうとかいろいろくだらない事を考えてしまいました。
で、細かく考え始めると際限が無いのでコンピュータ将棋も以下のように電力消費量による階級性を取り入れると言うのはどうでしょう?
CPUのTDP システム全体の消費電力量 表示単位
バンタム級: 30W以下 120W以下 1manpower(mp)
ライト級: 60W以下 240W以下 2manpower(mp)
ウェルター級: 90W以下 360W以下 3manpower(mp)
ミドル級:120W以下 480W以下 4manpower(mp)
ヘビー級:150W以下 600W以下 5manpower(mp)
無差別級:無制限 無制限 N/A
このように細かく階級分けすればコンピュータ将棋も柔道のようにオリンピック競技種目に採用されやすい…と言うのはもちろん冗談ですが、いろんなハードウェアを持ち込んで戦うコンピュータ将棋選手権にもハードの性能差による力の差を補う棋戦が将来的にはあっても良いのでは無いでしょうか?
現在も世界最強決定戦がありますが、FPGAとかPS3とかGPGPUとか特殊なハードウェアを使用する人達は参加できませんし。
と言うか、低消費電力であっても強いと言う称号はハードウェアオタクの心をくすぐると思いますw。
ちなみに「1manpower」と言うのは概ね、人間ひとり分のエネルギー消費量として私がでっちあげた単位です。
日本語で表すと「1人力」(結局、これが言いたかっただけなのかw)。