GPW2007から戻りました

部屋から見た箱根の紅葉

って、昨日の話かよ! と言う突っ込みは置いといてもらう事にして。

GPWと言うかCSAの例会その他を含めてコンピュータ将棋or囲碁の開発者、研究者の方々の会議に初めて参加させてもらいました。
発表セッションはいろいろ興味深い話題がテンコ盛りで、非常に面白く聞かせてもらったのですが、如何せんコンピュータ将棋に取り組み始めたばかりでなかなか話に付いていけません。
しかし、一番失敗したなと思うのは1日目(金曜日)のセッション1とセッション2を聞きそこなった事です。
自家用車で箱根の会場に行く事に決めてましたので、出発時間がどうにでも変えられると言う油断から家を出るのがかなり遅くなってしまいました。(というかいつもの寝坊ぐせ)
セッション1での東大の金子さんによる「兄弟節点の比較に基づく評価関数の調整」と言う発表がまさかボナンザの評価関数を話題にしてるとは思いも因りませんでしたし、ましてやそこに保木さん本人がいらっしゃっててBonanza method(ボナンザ学習法)と命名までされるとは全く予想外でした。
そういう事があったと気づいたのも帰ってきてから「コンピュータ将棋協会blog」
(http://www.computer-shogi.org/blog/bonanza_method_and_uct_drive_gpw-07/)を読んで初めて知ったと言うマヌケな話です。

それ以外にはGA将!!!さんや小宮さん他、先輩開発者の方々に直接お会いして話をさせてもらったのが非常に大きな収穫でした。その他、激指開発者の横山さんとたまたま部屋が同じになって話かけて頂いたり、保木さんや棚瀬さんとも(チョコッと立ち話でですが)お話させてもらったのが感動ものでした。

また小宮さんが5五将棋の大会と本将棋GPW杯に同時出場された際に使われるPCが不足していたと言う事で急遽、私がたまたま持参していたノートPC(ThinkPad T40)を使って頂いたというのも良い思い出になりました。
その際、実は5五将棋の対戦時のPC操作も依頼されたのですが、その前の懇親会で久しぶりにビールを飲んでかなり酔っ払ってしまっていたので確実な操作に自信が無くて結局、お役に立てなかったのは申し訳ありませんでした。

その土曜日の深夜、GA将!!!さんや小宮さんが一階のラウンジで話し込まれているのを目撃したのですがそのまま徹夜されたんですね。かなり突っ込んだ話をされていたようですが、私は久しぶりに飲んだビールが回って、頭が痛くなって早々に寝てしまいました。

やはり何事にも体力が一番の基本だなと改めて感じた次第です。

GPW終了後は車で来ていたので箱根の山の中を少しウロウロして、景色を楽しんだりしてから帰りました。箱根仙石原のススキの草原がとても見事で写真に取りたかったのですが、観光シーズンの日曜日と言う事で道には歩いている人も車も多く、そこら辺の道端に車を止めるわけにも行かないので諦めて帰りました。帰りの運転中もちょっと(結構?)眠かったのは秘密ですw。