えーと、ブログのタイトル変更しました

皆さんもう薄々、感じられていたかも知れませんがLispで将棋プログラムを作成するのはかなり前に断念してました(少なくとも今年のコンピュータ将棋選手権に向けては)。

で、方針転換してどんなものを作るべきか悩んでたのが二ヶ月くらい前でそれ以降、れさぴょんベースにニューラルネットかなんかで適当な学習機能を付け加えられないかといろいろ考えていたのですが、特徴パラメータの取り方が分からなくて挫折。(何も考えないで局面のあらゆるパラメータを学習させようかなんて考えたのですが、いくら何でもパラメータ数が膨大になり過ぎます)

仕方が無いのでれさぴょんにどんな小改造でも良いから入れて出場しようと開き直ったのが三週間くらい前。でも、あまりに悩み過ぎたせいかやる気が出て来ないうちにPCの調子がおかしくなって(Windows XP SP3 Release Candidate Refreshを入れたのが運のツキ)、それの復旧に一週間以上掛かる始末。

そうこうしてるうちにもう今日(5月1日)になってしまいました。
こんな状態なので今回の出場はキャンセルしようか大分悩んだのですが、もうホテル(エクセル木更津)は予約してるし、キャンセル不可のお昼の弁当(三日分とも)を予約したのでどうにも後に引けません。

結論としてれさぴょんv3にほんのちょっとだけ申し訳程度の変更を入れて出場する事にしました。
それも改良ではなくて多分、ただの改悪。

まじめにプログラムを作って来られる出場者の方々には甚だ失礼とは存じますが、今回は出場する事そのものを経験させてもらうと言う事でどうか、ご容赦ください。

申し訳ありません。

クローバーフィールド&究極の機械

Cordwainer2008-04-26

あまりにも更新していないのでヒマネタを。

今晩(昨晩?)、「クローバーフィールド HAKAISHA」を近くの映画館で見て来ました。
内容はともかく撮影手法がカメラがグラグラ揺れる、あの「ブレアウィッチプロジェクト」みたいなやり方なので半分くらい見た時点で気分が悪くなりました。

で、今公式サイトを覗いたら「特別な手法による映像はご鑑賞時の体調によっては激しい車酔いに似た症状を引起す可能性があります」とか書いてやんの。
http://www.04-05.jp/

「遅いわ!(映画館にはそんな注意書き無かったぞ)」


で、少し気持ち悪くなった気分の口直しにちょうど良い動画がありました。
見ると何べんでも笑えます。「究極の機械」

http://japanese.engadget.com/2008/04/25/ultimate-machine-leavemealone-box/

作り方も載ってるホームページはこちら
http://leavemealonebox.com/welcome.html

工作は大の苦手ですが、これなら私も作って見たくなります。


追記:ホームページに「『売ってくれ』と言う問い合わせが多いので、製造する事にした。
ついては購入に興味があるならメールをくれ」と言うような事が書いてありますね。
でも、こういうのはどうやって作るか自分で考えるのが楽しいんですよ。
メインスイッチらしい物が実は見かけだけで本物の主電源スイッチでは無いと言う欠点を改良する手法を考えたり。もし、組み立てキットなら欲しくなるかも。

コンピュータ将棋選手権に参加申し込み

第18回コンピュータ将棋選手権に(一応)参加申し込みしました。
まだ全然出来上がっていない(むしろ影も形も無いと言うべきか)にも関わらず、今月中に申し込まないと参加できないので生意気にも「エデン」と言う名前も付けて申し込みました。
(「アヴァロン」とか「ラムダ」とか「レフティ」とか他の名前もいろいろ考えたのですが、コードウェナー・スミスのSFを読みながら考えてるうちに何となく「エデン」と言う名前が思い浮かんで来て決めました。つまり押井守でなく大友克洋を選んだって事ですね)

名前で悩むより中身(実装)でもっと悩めって?
ハイ、その通りです!

「コンピュータ将棋のアルゴリズム」を参考にさせてもらってますので、どこをどう使わせてもらうかまだ具体的に決めていませんが、使用CSAライブラリに「れさぴょん」として申請しています。
基本的な骨格部分はできるだけLispに書き換えたいと思っているのですが、どこまで実現する事やら現時点では不明です。


「うさぴょんの育ての親」さん、この場を借りてお礼を言わせて頂きます。


使用PCは去年12月、レノボThinkPad X61をセールで安売りしてましたので(7675A31を12万円以下)これに1GBメモリーを追加して購入した物で行く予定です。
しかしながらCPUの2コア目を有効利用できるかどうかはかなり怪しいですが。

情報処理学会からゲーム情報学研究報告が届きました

情報処理学会から何か薄い郵便物が届いていました。
いつもの電子通信学会からの郵便物と勘違いして「また、つまらない郵便物が届いたな」と思ったのですが、GPW参加申し込みの際に入会したゲーム情報学研究会の研究報告冊子でした。
(私は電子情報通信学会の会員なのですが、論文誌は全てWebからオンラインで読む形式なので学会誌以外に来る郵便物はこう言っては何ですが、詰まらない物ばかりなのです)

これでようやく情報処理学会のゲーム情報学研究会に正式に入会が認められたようです。
先日からCSAのメーリングリストからメールも来るようになりましたし、後はソフトを作るだけだ。
(オイオイ、マダナノカヨ?)

GPW2007から戻りました

部屋から見た箱根の紅葉

って、昨日の話かよ! と言う突っ込みは置いといてもらう事にして。

GPWと言うかCSAの例会その他を含めてコンピュータ将棋or囲碁の開発者、研究者の方々の会議に初めて参加させてもらいました。
発表セッションはいろいろ興味深い話題がテンコ盛りで、非常に面白く聞かせてもらったのですが、如何せんコンピュータ将棋に取り組み始めたばかりでなかなか話に付いていけません。
しかし、一番失敗したなと思うのは1日目(金曜日)のセッション1とセッション2を聞きそこなった事です。
自家用車で箱根の会場に行く事に決めてましたので、出発時間がどうにでも変えられると言う油断から家を出るのがかなり遅くなってしまいました。(というかいつもの寝坊ぐせ)
セッション1での東大の金子さんによる「兄弟節点の比較に基づく評価関数の調整」と言う発表がまさかボナンザの評価関数を話題にしてるとは思いも因りませんでしたし、ましてやそこに保木さん本人がいらっしゃっててBonanza method(ボナンザ学習法)と命名までされるとは全く予想外でした。
そういう事があったと気づいたのも帰ってきてから「コンピュータ将棋協会blog」
(http://www.computer-shogi.org/blog/bonanza_method_and_uct_drive_gpw-07/)を読んで初めて知ったと言うマヌケな話です。

それ以外にはGA将!!!さんや小宮さん他、先輩開発者の方々に直接お会いして話をさせてもらったのが非常に大きな収穫でした。その他、激指開発者の横山さんとたまたま部屋が同じになって話かけて頂いたり、保木さんや棚瀬さんとも(チョコッと立ち話でですが)お話させてもらったのが感動ものでした。

また小宮さんが5五将棋の大会と本将棋GPW杯に同時出場された際に使われるPCが不足していたと言う事で急遽、私がたまたま持参していたノートPC(ThinkPad T40)を使って頂いたというのも良い思い出になりました。
その際、実は5五将棋の対戦時のPC操作も依頼されたのですが、その前の懇親会で久しぶりにビールを飲んでかなり酔っ払ってしまっていたので確実な操作に自信が無くて結局、お役に立てなかったのは申し訳ありませんでした。

その土曜日の深夜、GA将!!!さんや小宮さんが一階のラウンジで話し込まれているのを目撃したのですがそのまま徹夜されたんですね。かなり突っ込んだ話をされていたようですが、私は久しぶりに飲んだビールが回って、頭が痛くなって早々に寝てしまいました。

やはり何事にも体力が一番の基本だなと改めて感じた次第です。

GPW終了後は車で来ていたので箱根の山の中を少しウロウロして、景色を楽しんだりしてから帰りました。箱根仙石原のススキの草原がとても見事で写真に取りたかったのですが、観光シーズンの日曜日と言う事で道には歩いている人も車も多く、そこら辺の道端に車を止めるわけにも行かないので諦めて帰りました。帰りの運転中もちょっと(結構?)眠かったのは秘密ですw。

東芝の3840x2400ドット液晶ディスプレイ

Cordwainer2007-11-06

GA将!!!さんのブログ記事(http://d.hatena.ne.jp/streakeagle/20071102)で見かけて気になったのでちょっと書きます。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/1102/toshiba.htm
どこかで見かけたような仕様の液晶ディスプレイですねえ。
そう、(不幸にもw)ご存知の方は良ーくご存知のIBM T220/T221(A****)です。

http://www-06.ibm.com/jp/products/workstations/intellistation/monitor/t221/index.shtml

開発元はココ(と言うか元IBMディスプレイ事業部、現在は奇美電子の子会社)
http://www.idtech.co.jp/ja/920LCD/index.html

ここまで仕様が似ていると言う事は偶然のはずもなく、
(どちらも3840x2400で22.2インチというだけでなく、輝度まで同じ235cd/m²)
最初はidtechがもう製造するのをやめたんで、(多分)数少ないお客さんから文句が来て、東芝が後継機種を開発してくれたのかと思いましたがどうやら違いそうです。

仕様がここまで同じと言う事はidtech開発のA****のライセンスを東芝に渡して、生産と販売をやってもらってるのか、あるいはidtechがまだ生産を続け(再開し?)て東芝OEM供給してるのか?(しかしコントラストと視野角の数値が下がってるな、何でだろう?)

いずれにしろ、昔さわった事のあるT220/T221(A****)が名前を変えてまだ生き残っているらしい事が分かって嬉しい限りです。
(影の声:誰ですか、あんな物二度と見たくも無いなんて言ってるのは? 私は言ってませんよ。ええ、言ってませんとも!)
値段が以前の倍以上になってますが、IBMもいつの間にか(日付を見ると2年も前に)コソっと値段を上げて販売再開してるしなあ。意外にシブトイ。
http://www-06.ibm.com/jp/domino02/NewAIS/aisextr.nsf/ByLetterNo/PCS05191?OpenDocument&ExpandSection=1

GPW2007に参加申し込みしました

自分の開発がちっとも進んでないので参加(発表するはずも無いので聴講オンリー)するかどうかギリギリまで迷っていたのですが、昨日ようやく参加申し込みの手続きをしました。
CSA入会の申し込みも一週間ほど前に行っています。

ついでに小宮さんやGA将!!!さんに倣って、私も情報処理学会のゲーム情報学(GI)研究会に入会を申し込む事にしました。
私は情報処理学会の会員では無い(学生でも無い)ので個人で準登録する(準会員になる?)しかないのですが、その条件でGPWの参加費用が会員扱いの5,000円引きで良いのかどうかちょっと不安でした。

今日、松原先生から頂いた申し込み受付のメールを見るとそれで良さそうなのでちょっとホッとしてます。

研究会会員(準会員?)になれば関係する論文が個別に費用を支払うことなく読めるみたいなのでその点でもお得そうです。
でもコンピュータ将棋協会blogの記事
http://www.computer-shogi.org/blog/ipsj_journal_0707/#more-15
で紹介されていた情報処理"学会誌"の記事をオンラインで読むにはやはり別個に費用が掛かるのかな?
いずれにしろ電子図書館のオンデマンドサービスにユーザー登録するのは研究会へ正規に登録されるまで待った方が良さそうな気がします。
今、無料のユーザー登録をすると後で訂正が面倒くさくなりそうですので。